Tuesday, March 23, 2010

wantとshould

◆ 「should」を「want」で言い換えるんです。

「ねばならない」と思うことがあったら、
「したい」と言い換えてみてください。

ただそれだけ?

はい、それだけで、人生大きく変わることがあります。

理由を説明しましょう。



◆  should の中に潜むもの

「ねばならない」という思いが出てきたとき、
その人の心の中は、恐怖や不安に支配されています。


「ねばならない」の後に続く言葉は何ですか?


「ねばならない。そうしないと・・・」


そうなんです。

「ねばならない」の後には「そうしないと(ひどいことになる)」

という言葉が続きますよね。


つまり、「ねばならない」という思いが出てきたときは、
「ひどいこと」に意識が向いているんです。

脳は、意識を向けたものを引き寄せます。

ですから、「ねばならない」と思うと、
それをしなかった場合に起こる「ひどいこと」を引き寄せてしまいます。

そんな経験、おありじゃないですか?


そればかりでなく、
不安や恐怖が元にある場合、

人は、その不安や恐怖を抑え込むのにエネルギーを使ってしまって、

建設的な行動を起こすためのエネルギーがなくなってしまいます。


「しなきゃいけない」
と思って、できたことって、ほとんどないでしょ?



◆ あなたの力を引き出す want

「ねばならない」が、建設的な行動を起こせないことは分かったよ。
でも、それを「したい」に言い換えればいいっていうのは、どうして?


はい、その疑問にお答えします。

「したい」は、建設的なエネルギーを引き出します。

「したい」と思ったとき、心の中にイメージされているのは、
<得たい結果> です。

潜在意識は、イメージしたことを引き寄せます。
<得たい結果>をイメージしているのですから、それが引き寄せられます。



◆ もしwantに違和感を感じたら

もし、「したい」と言い換えてみて、違和感を感じたら、
それは、あなたが本当にしたいことではないかもしれません。

「しなければならない」の時に感じていた恐れや不安、
その正体を明らかにして、克服することが、あなたのテーマだと思います。



◆  wantの次に・・・

そして、大切なことは、行動を起こすこと。
「したい」で終わらせてはダメです。

「したい」の次に「する」と声に出して宣言してみましょう。


「しなければならない」

「したい」

「する」

そんなふうに、言い換えてみてください。

それが、あなたの本当に願っていることならば、
言い換えるうちにエネルギーが増していくのを感じられるはずです。

そして、自然と無理なく行動を起こすことができるでしょう。

もし、違和感があったり、不安や恐怖が増すようなら、
不安や恐怖の正体を明らかにして、それを克服するのがあなたのテーマです。


「ねばならない人生」から「したい人生」へ

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