もっとわかりやすく言うと、コミュニケーションというのは、
自分が言葉や態度によって相手に刺激を与え、
その刺激に対して相手がなんらかの
反応を示すことなのです。
何を当たり前のことを言っているんだと思うかもしれません。
でも、ここで重要なのは、同じ刺激に対して
すべての人が同じ反応をする
わけでは無いということです。
例えば上司、または社長が、部下や社員をほめて喜んでほしい、
もっとやる気になってほしいと思って
相手に言葉をかけたとします。
『いや~、A君、先月はよく頑張ったね。
でも、○○を注意したらもっと良い成績がでると思うから、
今月はもっと頑張りなさい』
こう言われたらあなたは嬉しいでしょうか?
こう言われて、ああ、この人は自分の事をちゃんと
見ててくれたんだ、嬉しい、頑張ろうと思う人もいれば、
逆に、自分の頑張りが足りないから叱られた
と感じる人もいるでしょう。
つまり、同じ言葉をかけても、相手の価値観や性格によって、
またはあなたとの日頃の信頼関係によっても
相手の反応は変わってくるのです。
そのことを理解せずに、
『なんだ、せっかくこっちはほめてやってんのに』
とか
『相手のためを思ってやっているのに』
とか、
『なんでわかってくれないんだ』
となりがちです。
でも、あなたの価値観、やり方でコミュニケーションしても、
必ずしも相手もあなたと同じ反応をするとは限りません。
あなた同じ、または似たような価値観や
ゴールを持っている人なら、あなたが意図したことが伝わり、
望むような反応が得られるでしょうが、
価値観が全く違う人だと、ま逆の反応が得られたりします。
では、どうしたら望むようなコミュニケーションが
できるようになるでしょうか?
それには、まず、コミュニケーションの目的を明確にする事。
あなたが、その人からどんな感情の変化や状態の変化、
反応を引き出したいのかを自分の中で
明確にしておくことが重要です。
そして、コミュニケーションで重要なのは、
あなたが何を意図したかよりも相手がどんな反応をしたか?
ということを理解し、自分が望んだような反応を
引き出せるまでアプローチを変えるということです。
そして、相手から望んだ反応を引き出す上で非常に重要なのが、
相手の価値観、何を大事にしているかを知る、
つまり相手を知ること、そしてさらに、自分の価値観、
そして自分と相手との違いをきちんと認識するということです。
ついつい、人は自分の価値観を押し付けようとします。
特にあなたが人の上に立つ立場であれば尚更でしょう。
でも、いくらあなたがそれがベストだ、一番大切だと思っても、
そう思わない人も世の中にはいるということを
認識しなければなりません。
特にあなたが人を動かそう、人に協力してもらいたいという
場合はなおさらです。
どちらか一方が勝ったり、負けたりするのではなく、
お互いに相手の価値観を知り、相手を尊重し、
WIN-WINになることができるポイントを
見つけ出すことが重要だと思います。
それができれば、コミュニケーションのギャップに悩んだり、
イライラしたりすることも減り、より多くの人と良好な関係を
築けるのではないでしょうか?
No comments:
Post a Comment