Wednesday, January 6, 2010

池田貴将さんのメルマガから

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■ 複雑さの時代の中で、いかに自分の「意識」をマネジメントするか?
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新年に新しい目標や志やテーマを掲げていらっしゃる方々は

非常に多いと思いますので、

今回は「いかに目標に焦点を当て続けるか?」ということについて

お届けします。



アンソニーロビンズは言います。

「今のような複雑さの時代の中では、

顧客のニーズの早い変化、多くの要求、多くのプレッシャー、

昨日のやり方が通用しないマーケット、多くのタスク・・・

たくさんのものが私たちに突き付けられている」


そういう中にさらされていると、

自ら情報を「掴み取る」というよりも、

情報の洪水が「押し寄せてくる」という状態になりやすいです。


自ら「主体的に」何かの情報や仕事をする時と、

逆に、

自ら「反応的に」何かの情報や仕事を「やらされる」ようになると、


同じ情報・同じ仕事だったとしても、

自分の気分・感情・行動力・仕事の質が大きく変わります。



しかし、今のような時代の中では、

組織の中では「やらされている」のは必ずしも社員だけではありません。


社長でさえも、時には事業部長でさえも、

「顧客の変化に伴って、新規事業を始めなければならない」

「市場の変化に伴って、何か新しいことをしなければならない」

「売上・利益の減少に伴って、コスト削減をしなければならない」

「法体制に合わせて、自社の業務システムを変えなければならない」

等々・・・


そういった組織の中では、

トップでさえ変化に「受身」で「変化させられている」という姿勢であれば、

社員が「受身」で「仕事をさせられている」という姿勢で仕事をしていても、

不思議ではありません。


アンソニーロビンズは、私達が「受身:リアクティブ」に
なってしまう時の「原因」として3つのことを挙げています。


【1】DEMAND:要求

顧客や市場やクレームや部下や上司からの要求によって、

自分の主体性が削がれやすくなります


【2】FEAR:恐れ

「こんなことになってしまったらどうしよう」

というような「ストレス・不安・緊張・拒絶・失敗」などの「痛み」を

経験することが怖いという恐れです。


【3】短期的な快楽

よく「快楽に流される」といいますが、

まさにそれです。

すぐに新しい商品企画を立てるよりも、つい一度休憩したくなったり、

自分の「気が休まる」ことをしたくなる、というようなことです。



大きく、これらの3つのことに私達の「意識」が流されてしまい

「主体的に生きる」というところから「反応的に生きる」というところへ

変化させられてしまいます。


ご自身に当てはめてみてください・・・・・


【5分間で、受身のパターンを把握する方法:
一つにつき10個くらい書いてみてください。】


■どんな時に、自分自身が「反応的」になってしまうでしょうか?

■どんな時に、自分自身が「させられている」状態になってしまうのでしょうか?

■どんな時に、自分自身の「計画」を外れてしまうでしょうか?



上記の3つの原因と比べてみると、

ご自身はどんなところが多いでしょうか?


情報技術が発達するほど、

わたしたちに押し寄せる「要求」「恐れ」「快楽」が増えていきます。



アンソニーロビンズは言います。

「変化を起こすためには、まず最初にしなければならないことがある。

それは、

“今何が起きているのか?”を深く知ることだ。

どれだけ深く知れたかが、その後の変化に影響を与える。

深いパターン把握は、深い変化を創りだす」


ぜひ自分自身で書き出してみてください^^

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