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■ 複雑さの時代の中で、いかに自分の「意識」をマネジメントするか?
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新年に新しい目標や志やテーマを掲げていらっしゃる方々は
非常に多いと思いますので、
今回は「いかに目標に焦点を当て続けるか?」ということについて
お届けします。
アンソニーロビンズは言います。
「今のような複雑さの時代の中では、
顧客のニーズの早い変化、多くの要求、多くのプレッシャー、
昨日のやり方が通用しないマーケット、多くのタスク・・・
たくさんのものが私たちに突き付けられている」
そういう中にさらされていると、
自ら情報を「掴み取る」というよりも、
情報の洪水が「押し寄せてくる」という状態になりやすいです。
自ら「主体的に」何かの情報や仕事をする時と、
逆に、
自ら「反応的に」何かの情報や仕事を「やらされる」ようになると、
同じ情報・同じ仕事だったとしても、
自分の気分・感情・行動力・仕事の質が大きく変わります。
しかし、今のような時代の中では、
組織の中では「やらされている」のは必ずしも社員だけではありません。
社長でさえも、時には事業部長でさえも、
「顧客の変化に伴って、新規事業を始めなければならない」
「市場の変化に伴って、何か新しいことをしなければならない」
「売上・利益の減少に伴って、コスト削減をしなければならない」
「法体制に合わせて、自社の業務システムを変えなければならない」
等々・・・
そういった組織の中では、
トップでさえ変化に「受身」で「変化させられている」という姿勢であれば、
社員が「受身」で「仕事をさせられている」という姿勢で仕事をしていても、
不思議ではありません。
アンソニーロビンズは、私達が「受身:リアクティブ」に
なってしまう時の「原因」として3つのことを挙げています。
【1】DEMAND:要求
顧客や市場やクレームや部下や上司からの要求によって、
自分の主体性が削がれやすくなります
【2】FEAR:恐れ
「こんなことになってしまったらどうしよう」
というような「ストレス・不安・緊張・拒絶・失敗」などの「痛み」を
経験することが怖いという恐れです。
【3】短期的な快楽
よく「快楽に流される」といいますが、
まさにそれです。
すぐに新しい商品企画を立てるよりも、つい一度休憩したくなったり、
自分の「気が休まる」ことをしたくなる、というようなことです。
大きく、これらの3つのことに私達の「意識」が流されてしまい
「主体的に生きる」というところから「反応的に生きる」というところへ
変化させられてしまいます。
ご自身に当てはめてみてください・・・・・
【5分間で、受身のパターンを把握する方法:
一つにつき10個くらい書いてみてください。】
■どんな時に、自分自身が「反応的」になってしまうでしょうか?
■どんな時に、自分自身が「させられている」状態になってしまうのでしょうか?
■どんな時に、自分自身の「計画」を外れてしまうでしょうか?
上記の3つの原因と比べてみると、
ご自身はどんなところが多いでしょうか?
情報技術が発達するほど、
わたしたちに押し寄せる「要求」「恐れ」「快楽」が増えていきます。
アンソニーロビンズは言います。
「変化を起こすためには、まず最初にしなければならないことがある。
それは、
“今何が起きているのか?”を深く知ることだ。
どれだけ深く知れたかが、その後の変化に影響を与える。
深いパターン把握は、深い変化を創りだす」
ぜひ自分自身で書き出してみてください^^
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