その”状態”の基礎となるのが、
VAKなのです。
VAKとは
V:Visual 視覚、焦点
A:Auditory 聴覚、言葉
K:Kinesthetic 身体感覚、気持ち、体の使い方
です。
出来事の解釈というのは、
感情をコントロールするための効果的な
焦点(V)の使い方なのです。
タイトルの『上を向いてあるこう』ですがこれは、
故 坂本九さんの大ヒットソングで、
海外でもヒットし、『sukiyaki』というタイトルで
英語版のカバーもでたくらいです。
『上を向いて歩こう 涙がこぼれないように』
の歌いだしで始まるこの歌は、
切ないとき、悲しい時も上を向いてあるこうという歌なのです。
そして、実は、自分のマイナス感情をコントロールする上で
『上を向く』と言うことは、
科学的にも理にかなっているのです。
人間の体の使い方は、感情と密接に結びついています。
悩んだり、落ち込んだりするとき、人間は自然とうつむき、
体を丸め呼吸も浅くなります。
逆に、胸を張り、上を向き、深呼吸しながら落ち込むのは
非常に難しいです。
スキップしながら落ち込むことができたら、
私から表彰させてもらいたいくらいです。(笑)
特に人間の目の動きは、脳の働きと密接に関係していて、
感情に集中しようとすると目は下のほうに動きます。
ですから、マイナスの感情に集中するとき、
人間は自然と下のほうを向いてしまうし、
下のほうを向いていると、自分の感情や
その時に感じている感覚に意識が向くのです。
一方、人間の目が上に動くときには、
イメージを頭の中で描くときです。
将来の明るい展望とか、プラスのイメージを描くには
上を向いたほうが断然、良いわけです。
というわけで、自分の感情をポジティブに持って行きたい時、
マイナスの感情から抜け出したいときは、
胸を張り、深呼吸して、若干視線は上!
これが、ポイント!!
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