Monday, March 8, 2010

感情とは?

感情とは

 外の世界(環境)から受ける刺激によって生まれる心の動き


です。

ということは、感情を生じさせるためには、

外の世界から刺激を受ける必要があります。



言いかえると、

じっと考えているたけじゃ感情は生まれない

ということです。


感謝の気持ちも同じです。

感謝の気持ちを持つためにはどうしたらいいんだろう?

と考えても無駄なんです。


ではどうすればいいかというと、

外の世界から情報をインプットする

んです。


具体的には何をしたらいいかというと、

相手を、よく観察するんです。


相手があなたに何をしてくれているのか、
よく見てみましょう。

相手があなたに何を言ってくれているのか
発言をよく聞いてみましょう。


そうすれば、自然と感謝の気持ちが湧いてきます。


相手のことをよく観察しても、

感謝の気持ちが湧いてこない場合は、

その人に無理に感謝する必要はありません。


感謝の気持ちは、相手をよく観察した結果、

自然に湧いてきたものだから尊いのです。


口先だけの「ありがとう」に、尊さがあるとは、
私には思えません。



ちなみに、内観法では、

お母さん、お父さんに、

「してもらったこと」、「してあげたこと」、「してしまったこと」

具体的なエピソードを思い出します。


そうすることで自然と感謝の気持ちが湧いてきます。


相手を観察していないのになぜ?


潜在意識は、現実とイメージの区別がつけられません。

具体的なエピソードを思い出した時、

脳は映像や音声を実際に今、目の前で体験していると

勘違いしています。



ですから、エピソードを思い出すことは、

目の前の出来事を観察するのと同様の効果があります。



この時、気をつけてほしいのは、

具体的なエピソードを思い出すということです。


「優しくしてもらった」ではダメなんです。

なぜかというと、こういった抽象概念だと、

映像や音声が脳に浮かんでこないからです。


感謝の気持ちがわいてこないのは、
相手をよく観察していないからなんですね。

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